ジャック幼児教育研究所。

Sunday, November 4, 2012 - Posted by Knz  at 12:28 PM
勤務先の方とランチした際に聞いた、ある人のお子様はお受験だとか。

私としては小学校までは公立で、何も選抜環境がない世界で過ごしてもらいたい、と思っており、息子はお受験は無いだろう、と踏んでいる。中学から私立だったので、何となく想像するが、受験してくる人達は最低レベルはやはり高い。出身校は名門と呼ばれる学校ではないが、それでも公立小学校から入学した私には、当時、相当レベルの差を感じた。

ただ、同質的な環境は確かに不良など、荒廃した人達は稀有だが、ある程度荒っぽい人達とも触れるべき、世の中綺麗なものばかりでない、というのを肌で感じるべき、と強く思う。

ゆえに想像に過ぎないが、最初から与えられた環境が特権階級過ぎると、人の痛みや苦労を分かりたくても分からず、また、攻撃的な扱いに出会った場合に面食らってしまうような、社会的に弱い人になってしまわないか、という懸念から、私はあえて息子には公立の教育環境を経験させたい。


もちろん家庭では中学受験くらい問題ないレベルの補助的な(むしろ主体になりそうだし、自分は学校外で学んだことばかり)教育機会はばんばん与えていこう、とは思う。

学生時代の色んなバイト経験、社会人になるときの就職活動、社会人としての経験、恋愛を実らせて行く、海外でも一人で過ごせることなど、思い出してみると、思うに綺麗事ばかりでない、泥臭い、動物的な感覚で生きる必要性を感じる。それは特権階級的な世界では身につかない、雑多な人間関係、経験を通じてしか身につかないものではないか、と思っている。


もっというと、学歴的には私よりも遥かに華々しい方々、小学校から私立という方々にも会って来たが、人生を自らの手で切り開ききる、という野心に燃えた、というか、熱さを感じられる人達にはあまり出会えていないので、果たして費用対効果はどれほどのものか、と疑わざるを得ない。


文化的に豊かな経験ができたのだからpricelessという話は、理解できるが、対社会で考えると、そんなに悠長な話ではない、と思っている。

とりあえず息子はまだ二歳になる前くらいだし、お友達と触れ合い、色んなものに触れ、のびのび育てていきたい、と思う。


と、何でこんな話か、というと、会社の人とのランチからどんな世界か、とぼんやり思っていた先に、ネット上で他の調べ物してたら、ジャック幼児教育研究所なるものを見つけたので、ご参考まで、ということで。

http://www.jac-youjikyouiku.com/book/index.html