軌跡と奇蹟。

Sunday, November 29, 2015 - Posted by Knz  at 12:11 AM
先日試験を終え、今日は息子を久々に連れて都内某所の遊び場へ。数年前に行った時はまだ息子は幼稚園に入る前で、とても小さかった。今日はだいぶお兄さんになったものだ、と他の子供たちと見比べておもった。

試験前から妻に言われていた、ビデオのバックアップを先週末、今週末、high specなMac Proを介してゴリゴリとっている。このマシンでこんだけ時間かかるのか、、、と驚愕というか、それだけ私がこれまで怠慢でやるべきことをやってこなかった証左かと…
それにしてもこれだけのデータが消失したら、、、とかんがえるとゾッとする。

ビデオを買ったのは、息子が産まれる直前。一度HDDにバックアップしてるが、当時はwindowsだったので、マックに移すのは初めてで、以前バックアップしたものも二重でバックアップすることにした。USB2.0しか対応してないHDDではとても使用に耐えないので。。。処理速度が遅いのはMac Proというか、HDDの転送速度が遅いせいもあるか。。。


ということで息子の誕生直前から約5年分のデータを見ることになったのだが、
自分がそもそも家庭を持ち、二人の子供を育てている、というのはこれを見ると
実感が湧くのだが、ビデオだと他人のような視点で見ることになるので、奇蹟としか
言いようがない。あんなにだらしなかった、大学卒業後はプータローだった自分が
ほんとにここまでようーやったもんや、と。まだこれから、なのは理解しているが、
これまでの軌跡を見るだけで既にそう思う。。。


危うく離婚しそうになったことなど数度あり、マジでやばそうなのが一度あったが、
止めといてよかった、と思う。。。

これだけのプロセスを再度やる自信が持てないし、これを記憶から消すような
人生は考えられない。先週も書いたが子供の成長過程に立ち会う、並走する、
というのは生き甲斐そのものといっても過言ではないくらいの価値、価値というと
なんか安っぽいが、言いようのない感慨のようなものがそこにはある。

妻と明日ザッピングして、この気持ちを分かち合いたい。



regards,


Knz





古巣。

Friday, November 27, 2015 - Posted by Knz  at 12:00 AM
クライアントとの会議が延期になり、行けないと思っていた、古巣の人たちとの飲み会に参画してみた。
やはり馬が合う、というか、話してて居心地がいい。面白そうなポジションもある、とのお誘いもあり、大変興味深い。

上司として仕えた人が古巣に出戻って、その理由を聞いていて、その上司と初めて面接で話したときにときめいたのを思い出した。また、もう一人、仕えた上司も別の部署におり、今日、なぜコンサルを辞め、今に至るか、と問うてなるほど、と思う節もあり。



ほんとは何がやりたいのだろうか、と考えさせられた。

regards,


kenji

ギャップを埋める。

Sunday, November 22, 2015 - Posted by Knz  at 10:55 PM
クライアントとのプロジェクトでの検討が始まり、早数週間。

事業会社で経験してきた議論の詰め方とコンサルのそれとは結構なギャップがある…言葉の使い方もコンサル用語にまだ慣れない…

事業会社でこうやりました、という他社事例をクライアントに話すとふむふむ、という感じで付加価値は出せていないことはないが、コンサルとしての価値が自分を客観視すると、ほんとにプアーである…

そりゃ未経験でいきなりクライアントfacing、というのは難易度高いのはわかっていたが、想定よりキャッチアップに苦労しているのが本音…

今の契約は短期なので、年明けにも参画し続けられるか、というかし続けられないと奈落の底に落ちるので、毎週のように実務から吸収するだけでなく、本を買い込んでは読み、とインとアウトをフルパワーで回してる感じ。

今日は息子の発表会後にCPAのAuditを再度受けてきたんだけども、こちらの勉強も電車内、土日は自宅で、と持てる時間をフルに使いきる毎日…


ジム通いは減らさないようにしており、フルレンタルサービスを追加し、会社帰りになるべく行くようにして、健康管理もキープしてます。おかけで風邪をひきにくくなったと思う。土日、出ることになっても何とかやれたし…毎日パートナーレビューの提案案件はほんとにキツかったが…


妻から、一体何と戦ってるの?と茶化されるが、自分としては体力あるうちに仕事人として鍛えこんでおかんと、このご長寿時代で社会保障が脆弱になることが見据えられている昨今、不安に駆られるわけであり、要は不安だ不安だと、言ってるだけではこれまた入れ歯もままならんジーさんとか勘弁、と思うので、まあ焦りを感じ、フルパワーでやり続けないと、というだけなんだが…こう書き出すと確かに妻からそう言われるのも分かる気もしなくはない…CPAを終えたら音楽も久々に作りたいわな…そういうのやらんと、仕事なくなったらアイデンティティークライシスやわ…


明日は雨だし、久々に何も気にせず家族と家で団欒かな。


regards,


Knz 







息子の初舞台。

Posted by Knz  at 10:40 PM
今日は息子の初のピアノの発表会で、朝から会場入り。

今朝まで毎日、妻の指導と毎週の先生からの指導で何とか人前で弾けるか、というレベル。

ピアノは始めてから半年くらいだから、まあ、出させるだけ出させるか、くらいの気持ちでいた。

が、妻はかなりガチで、やはり音大出身者は我が子の初舞台には熱が入るらしい。寝る前に終わって安心したからか、胃が痛い、、、と謎の言葉を残して床についていた…

結論、途中、完全に止まってしまい、また最初から弾きなおす、という予期されたレベルのハプニングはあったが、250人くらい入る箱で、きっちりと一礼し、最初から最後まで弾き切った姿は、練習風景から見ていた父親として、ほんとに感無量だった。というか、涙が出そうなくらい感慨深いものがあった。

思うに、結果がどうであれ、それまでのプロセスをちゃんと取り組んでいさえすれば、マイルストーンを経てまたついて続けていけばいいわけで、失敗ばかりの父親としては、息子がほんとに頑張り、一人で大舞台をこなした、ということに感動。

バイオリンは芽が出なかったが、ピアノは楽しんでやれているようで、しかもちゃんと弾けるようになってきて良かった。


妻には止められたが、息子が大好きなカーズのブルーレイを頑張り賞としてあげてしまった…あまり多くのものを与えすぎで甘やかし過ぎてはならん、とは思うものの、今日は彼の努力に少しでも報いたかった…



子供の成長にはほんとに驚かされるし、人生でこんなに感動できることはまだあるのか、という点にも驚く。


親バカまっしぐらだが、彼が大きくなるにつれ、こんなに近くで見られるのも少なくなるだろうし、それまでをほんとに噛みしめたいな、と。


regards,


Knz 


本格化。

Friday, November 13, 2015 - Posted by Knz  at 11:13 PM
今週からいよいよ本格的にプロジェクトが開始。これまでは地ならしだったが、一チームのリードを担うことになり、一段とプレッシャーは増している。提案はロスれば終わりだが、デリバリーはクライアントの事務方に加え、スポンサーたる組織の長にもお会いし、と目の前にまさにお客さんがいる、という点が、当たり前だが大きく異なる。流石に初めてお会いする方々大人数を前にプレゼンするのは緊張する。事業会社でも評価に響くが、下手なプレゼン、受け答えはコンサルだとプロジェクトからクビを言い渡されるので、全く気が休まらない。。。巷では資料作成術的なものがよく出回っとるが、当たり前だが考えるのが仕事であり、資料作りは出来て当然、ツールに過ぎない、というのが最近身に染みて理解している。とはいえ、上司からはこの数ヶ月はマネージャーといえどもスタッフとしての役割も担ってもらいとにかくコンサルワークに早く慣れてくれ、ということを言っていただいている。ただ年内しかそんな時間は貰えてないので、これまた当然毎日が真剣勝負である。

経営企画のときも相当考える時間が必要なタスクもあったが、ルーティーンもありつつだったので、考えなければ先に進まないことは今ほど多くなかったのではないか。

考える、を連呼してるが、文字通り寝てる時間以外はほとんど考え続けなければならないことが多く、嫌いではないが、とにかく資料に落とすまでの時間が相当かかる…

資料作成は提案を事前にやっていたので、大分スピーディーに出来るようになってきたが、ルーティーンがない毎日、というのは、やはり慣れるまで相当タフだと思う…


実務をやってきたから考えられる、のも事実なので、ルーティーンは全く蔑視すべきものでなく、戦略企画的なことは結局実務を知らずんば、出来んのではないか、と事業会社のときにおもっていたし。


はや2ヶ月半経過したが、クライアントの信頼を確保できるか…


regards,


Knz


家勉。

Friday, November 6, 2015 - Posted by Knz  at 10:58 PM
土日も仕事が入るようになり、また以前のような家庭崩壊になりかねないので、週末は外でなく、家で勉強することに。

夜のお付き合いも前の会社より多く(といっても、前がほぼ皆無で今は月数回くらい)、しかもコミュニケーションが商売な人たちの集まりで、閉店までいたり、、、と議論とか普段のガス抜き(?)とかで、長期戦になりがち…

あまり個人的には飲んだ席でもシラフでも愚痴るのは好きでなく、聞くのも好きでは無い(好きな人はいないが、つい出てしまうものなのかと…)。

ただ、結構生産的な議論とか、先輩の仕事上の経験、意識してることなど聞いてるのはためになる。

なので、仕事がこんもりでなく、比較的体力も大丈夫そうなら行く、というスタンス。

話もとに戻すと、家で勉強すると、やはり家族と少しでも触れ合えるのはいい。

数度転職すると、やはり帰れるところがあるのと無いのとでは全然違う、と最近思う。中途はやはり最初はもの凄い孤独感で、同期はいてもみんな散り散りに飛んでいくので、あまり拠り所がない。これで仕事があればまだいいが、ないときはほんとに居場所に困るし、いい大人が何暇してんだよ、いいのかよ、こんなんで、という焦燥感にかられ、結局、あれよこれよと、働きかけるしかない。

といっても今はアサインもあるし、提案に関わったり、とニートではないのでいいんだが、ちと同期の人でひと段落してる人を見かけ、昼飯食べながら仕事が無いのもきついが、仕事があっても極端にきつい、という、いわゆるいい塩梅、というのは無い、と思われる。


めちゃ暇かめちゃ忙しいか、だけ。


妻に言ったら、芸能人みたいだね、と笑っていたが、まんざらでもないな、と。売れない芸人と、売れる芸人の違い、というと分かりやすい、と思った。妻は演奏なり講師をしとるからそういう感覚が近しいのかもしれない。妻は出産を終え、やたら断っていたらしい、演奏の仕事が次々に入り、やはり国内最高峰の音楽高校、大学を経てドイツに留学するだけのことはある…と感心している。演奏家も数多いるので、声がかかり続けるのは凄いな、と。今更ながら妻の職業にかなり近い性質の職業に就いたものだ、と思う。まあ、忙しさがコントロール不可能なので、そこは違うんだが…



まあつらつら本題以外も書いてしまったが、これまでのキャリアの中で多分一番満足度が高い職かなあ、と思うので、まあ、そう思える限り続けられたらなあ、と思います。

regards,

knz