今朝まで毎日、妻の指導と毎週の先生からの指導で何とか人前で弾けるか、というレベル。
ピアノは始めてから半年くらいだから、まあ、出させるだけ出させるか、くらいの気持ちでいた。
が、妻はかなりガチで、やはり音大出身者は我が子の初舞台には熱が入るらしい。寝る前に終わって安心したからか、胃が痛い、、、と謎の言葉を残して床についていた…
結論、途中、完全に止まってしまい、また最初から弾きなおす、という予期されたレベルのハプニングはあったが、250人くらい入る箱で、きっちりと一礼し、最初から最後まで弾き切った姿は、練習風景から見ていた父親として、ほんとに感無量だった。というか、涙が出そうなくらい感慨深いものがあった。
思うに、結果がどうであれ、それまでのプロセスをちゃんと取り組んでいさえすれば、マイルストーンを経てまたついて続けていけばいいわけで、失敗ばかりの父親としては、息子がほんとに頑張り、一人で大舞台をこなした、ということに感動。
バイオリンは芽が出なかったが、ピアノは楽しんでやれているようで、しかもちゃんと弾けるようになってきて良かった。
妻には止められたが、息子が大好きなカーズのブルーレイを頑張り賞としてあげてしまった…あまり多くのものを与えすぎで甘やかし過ぎてはならん、とは思うものの、今日は彼の努力に少しでも報いたかった…
子供の成長にはほんとに驚かされるし、人生でこんなに感動できることはまだあるのか、という点にも驚く。
親バカまっしぐらだが、彼が大きくなるにつれ、こんなに近くで見られるのも少なくなるだろうし、それまでをほんとに噛みしめたいな、と。
regards,
Knz