Wind river.

Saturday, December 29, 2018 - Posted by Knz  at 8:44 PM
久々の映画鑑賞。


このところ勉強、仕事、家族の時間、とほぼひとりでゆっくり過ごせる時間は皆無で、勉強はし、ジムには行ったが、何となく映画を観たくなり、物色した数あるプレビューからwind riverなる映画を選択。

Borderlineという映画の監督、とのことで、その作品のクオリティは強く印象に残っていたこともあっての今回の選択。

やはり良い。

ストーリーは比較的シンプル。でも話の展開や、演者のパフォーマンス、音響やスクリーンプレーなど、総合的なクオリティ、バランスが良い。


ストーリーは元妻の実家付近で、当該家族の娘が失踪、殺人された、という事件をFBI、地元警察が追跡、操作し、解決する、というもの。

娘を失う悲しみは計り知れず、ゆえに操作への協力を惜しまないハンター自身、娘を他の件で失っている。

捜査の過程はスリリング極まりないが、前作を彷彿とさせる見事な演出である。


終始落ち着いて淡々と進んでいくところが疲れなくていい。
ガチャガチャ賑やかなのはこの歳になると、というか以前からずっとそうなのだが、休みの日に観るものではない、という性分ゆえ、このくらいの映画がなんとも心地よい。


何がいいか?と言葉にして表現しきれない感がやや残念だが、何となくいいな、観た後の余韻もじわじわと、いう曖昧な表現が正直な感想。



regards,


Knz

APIエコノミー全盛の中で思うこと。

Posted by Knz  at 10:50 AM
APIでシステムを繋ぎ、かつてのERPで出来なかった、
自らの選択による最適機能配置が実現できる
世の中になってきている。

これはERPが当然、という環境から来た人間にとっては凄まじいパラダイムシフト、と言ってもよいくらい
凄い世の中だと思っており、ERPは機能間のデータの往来をシームレスにする仕組みとして、ゆくゆく大企業になる過程では不可避な仕組みだと思っていたし、今も一定以上の会社ではやはり不可避なんだろう。

ただ、スタートアップなり、中小レベルの会社では、ERPなど入れることは叶わんし、ERPの一機能は良くても、他の機能は嫌、でも全体としての整合確保の観点から止む無く選択、ということが多かったのではないか。

複数サービスのいいとこ取りができたら、自社に最適な解を構築できるのに、と思っていたら、スタートアップに来たらそれができるご時世になっていることに気づく。


ここで気づくのは、ある程度シェアのあるSaaS同士の連携はある程度意識されているが、APIに特化した会社はほぼ皆無、ゆえに未だにそこはプチコンサル的なスキルが不可欠となる。自分の目から見たらあと一歩、である。


そのあと一歩をビジネスにしたら、これは相当いまの時勢に合い、SMBマーケットに刺さるのではないか?
IPOを視野に入れる会社にとり、バックエンドの構築ほどやりたくないことはなく、金もかけたくないし、現場の業務を阻害するような仕組みなどもってのほか、と考えている中小企業のコーポレート関係者はかなり多いのではないか、というのが仮説。


まったく派手さが無く、テンションが上がらないかもしれないが、こういうインフラ的なサービスは意外に誰もやりたがらないだけにマーケットがやたら空いている印象である。でなければこんなにRPAのマーケットがデカくなるわけがない。実際に導入を考えてみると段々とわかってくるが、RPAを入れるのは最後の手段、というか、どうしようもなく煩雑でボリュームがあり、でも生涯無くせないプロセスがあり、どう考えても人でしかできない!という部分をRPAでやる、逆にいうと、これだけマーケットがでかくなるのはそれだけどうしようもない業務やプロセスが死ぬほど世の中には多い、ということにほかならない。


インフラ的なサービスを担うリスクはインターフェースは複雑になりがちで、データの往復をうまくいかせるのは難儀だからである。それはフォーマットが互いに共通化されていない、など、何らか変換が必要になることが多いからであり、その変換もしくじるとデータがかなりいけてないことになり、リカバリがしきれないほどのタチの悪さとなることも大いにあるだろう。


各社、APIは解放するが、あとはおたくで繋いでくれ、という結構無責任な状況も往々にしてあるし、せっかくインフラを適切に使いこなせない、エンジニア無しでは活用できない、というマーケットの取りこぼし状態を打開するサービスは、やはりどう考えても需要がありそうだ。


APIはjavascriptが使えれば少しは分かりそうだし、javascriptならできるエンジニアも多そう、また、APIは時代の流れ的にスキル的にできる人も多そうだから、リソース調達も可能に思える。


これを頭に置いて、付き合ってくれる人を日々、虎視眈々と探すか。



regards,


Knz

咄嗟に出た言葉。

Tuesday, December 11, 2018 - Posted by Knz  at 9:54 PM
ベンチャーらしく、資金調達中である。


本日、都内某所にて。


ほんとは何人くらい必要なんですか?


今はxx人体制でじきにxx人体制となる予定。
正直その体制で今の資金量があれば何とか
回せるのは事実。

しかし、これだけの市場、オポチュニティに
誰も切り込んでこなかったのを、速く
ものにしていきたい。
こんなオポチュニティが目の前にあるのに
ほっといたらもったいない、取るしかない、
スピード命で取りに行くためにこれだけの
資金、リソースが必要だ。



咄嗟に出た言葉で上記の言葉通りかは
正直覚えていないが、主旨は上記の通り
のはず。

予期せぬ問いに、平たく言えば将来を
きっちり描くのがまさに目下やろうとしている
ことだけに反射神経的に出た言葉であるが、
先般、弊社役員とサシで飲んだ時に





なんでウチに来た?




という問いにあまりよく答えられなかったので、話して違和感がなく、面白そうなので飛び込んだ、とか微妙な回答をしたが、本当に心の底にあるのは上記の想いなのである。


会社の誰かのためにとかじゃない。
ほんとに社会を変える一助となれるかもしれない。まだ未開拓のそこに自分がいられるなら絶対おもろいやろ⁈


という、そんな感情が今なお高い熱量のレベルで日々過ごせてる源泉かな、と思う。



常に突っ走ってるので、たまにふと考えてることを文字にしないと見失うね。


忙しくても今日みたいに書くべし。




regards,

Knz