このところ勉強、仕事、家族の時間、とほぼひとりでゆっくり過ごせる時間は皆無で、勉強はし、ジムには行ったが、何となく映画を観たくなり、物色した数あるプレビューからwind riverなる映画を選択。
Borderlineという映画の監督、とのことで、その作品のクオリティは強く印象に残っていたこともあっての今回の選択。
やはり良い。
ストーリーは比較的シンプル。でも話の展開や、演者のパフォーマンス、音響やスクリーンプレーなど、総合的なクオリティ、バランスが良い。
ストーリーは元妻の実家付近で、当該家族の娘が失踪、殺人された、という事件をFBI、地元警察が追跡、操作し、解決する、というもの。
娘を失う悲しみは計り知れず、ゆえに操作への協力を惜しまないハンター自身、娘を他の件で失っている。
捜査の過程はスリリング極まりないが、前作を彷彿とさせる見事な演出である。
終始落ち着いて淡々と進んでいくところが疲れなくていい。
ガチャガチャ賑やかなのはこの歳になると、というか以前からずっとそうなのだが、休みの日に観るものではない、という性分ゆえ、このくらいの映画がなんとも心地よい。
何がいいか?と言葉にして表現しきれない感がやや残念だが、何となくいいな、観た後の余韻もじわじわと、いう曖昧な表現が正直な感想。
regards,
Knz