リモートワークについて思うこと。

Sunday, April 19, 2020 - Posted by Knz  at 8:43 PM
世の中がやたらリモートワークを取り上げている
ことが非常に不思議である。


これまでの勤務先でリモートで仕事ができない、
という状況は、仕事がしにくい、フィーをもら
っているので、現場でface to faceでないとクライアントが対面メインの人なので申し訳ない、とは感じたことはあるが、仕事を進められない、ということ
まで感じたことはないので、なぜにそこまで
リモート、リモート、と取り上げるのか、
心底理解ができない。


恐らく、いわゆる紙文化、対面でしか仕事が
できないコミュニケーション、OAスキル、
ITリテラシーの低いことなどが原因だと思うが、
新卒で入った会社の頃から、リモートなど当たり前で
土日に出社など、上司が理不尽でやむを得ない、
というとき以外、オフィスにいる必要性など
コンサルであっても無かった、というのが肌感覚
である。


アウトプットを出し、クライアントなりマネジメント
なりにバリューを出す。自分でないとできないことが
できるから給料もらって仕事をしてるわけで、それが物理的にどこにいようが関係無い。


営業などは対面が効果的、とか、医師、美容師や接客業とかはやはりバリューの大半が物理的なサービス、非対面だと提供できない価値(医師の場合、外科手術や触れないと患者の状態が分からない、など)リモートなんてバリューがなくなる、というのは分かる。

ただ、世の中の大半の仕事はデスクトップでできるのにそれができない、というのは、前時代的過ぎるし、世の中の技術革新に対して何もしなさ過ぎる。


アリとキリギリスの童話、というのはよく描かれているエッセンスがある、と昔から思ってきた。


何か困ったことが起きてから何か行動する、でなく、アリのようにコツコツと日頃から当然のごとく粛々とやるべきことをやり、困ったことが起きても動じずに振る舞えるようにするのである。


虚心坦懐。


この言葉を地で行くことができるのは、アリの精神で日頃から精進しておく、積み重ねておくことではないか、と思う。



Regards,


Knz