アラフォーの転職活動で思うこと。

Saturday, April 4, 2020 - Posted by Knz  at 7:54 AM
30半ばくらいまではプレーヤーとして活躍できるか、
という視点で転職候補先から見えていたように思う。
相手の質問からちゃんと実務を回せるのか、という
観点で聞かれてるから、自分のハードスキルと出せる
アウトプットに対する説明がほぼ全て。

もちろんソフト面も聞かれるのだが。


最近、一気に転職先を探して毎日一、二件、面接してはエージェントに話し、面接のフィードバックの電話、メール、選考結果踏まえて面接アレンジ、など、会社にも仁義を切った上で、ほぼ仕事のような勢いで活動しており、この歳になり、自分がマーケットでどういう評価を受けるのかを肌で感じられ、プラス、マイナス、双方のフィードバックは凹むこともまああるが、なるほど、そう見えるのか、と改めて認識させられることもあり、今後、どう自分を鍛えていくべきか、という点で参考になる。


コロナがよくも悪くも、移動時間無しでできるビデオ面接、のようなことを許容してくれるご時世でもあり、移動にかかるコスト、時間を省いてくれるのは非常にやりやすい。

他方で、コロナゆえに採用側はコンサバになっているところも無くはなく、採用の全体的な潮流としては決して良くは無いのが基本、ただ、そんなの関係なく欲しい、というところは欲しい、という強い需要も感じる。テック系やコンサルは不況やコロナ何か知らん、というくらい相変わらず右肩上がりの成長を続けるための人が不足、というように感じる。



話をもとに戻し、書いておきたかったのは採用サイド、として、この年齢の人間を採りたい背景はその人のハードスキル、というより、難度の高いディールをクローズできたり、組織を束ねてリード、マネジメントできるか、若手メンバーの育成までできるか、先日も書いた、英語圏の人たちとも肩を並べてハイレベルな議論や提案ができるか、など、大きな何かを動かせるレベルの人間か、メンバーを束ね育て、組織、体制を強くしていけるか、という自分個人以外のところまで及ぶ責任、依存関係がある物事を任せられるタマか、という観点で見られてるな、というのをヒシヒシと感じる。


もちろん伝統的な大企業だとまだまだあんたはメンバーとしてちゃんとできんの?的な年齢だろうし、よくて課長、とかかも知れないが、新興企業だとレイヤーが高いところで、ちゃんと結果を出せる人間か、という点が期待値なのではないか。結構、あんたから組織にインプットして欲しい、的な目線で話をしてもらってるように思えることがここ数日複数あった。もちろんコンサルだと相手はパートナー、とかなので、お前にインプットしてやる、くらいの目線で見られてルナだろうが 笑、逆にそのくらいハイレベルの知見が無いと、あの生業はクライアントから高いフィーももらえんので、まあ当然と言えば当然。



学生の頃のようなひたすら次から次にいろんな会社の人と会う、という経験をこの年齢ですることになるとは思わなかったが、滅多に無い機会なので、来週以降も目の前に来た機会をひとつひとつ真剣に検討し、あとはもうフィーリング、というか、40代に入って仮に10年、それ以上やるとしても後悔なく取り組めるのか、という観点で最終的な着地ができるように、と。





Regards,



Knz