円安。

Sunday, December 23, 2012 - Posted by Knz  at 11:09 AM
足元84円/USDくらいの相場になってきた。77円あたりで買っていたので、奥さんへのXmasプレゼント代くらいは回収できそうな感じ。財テクも少しは人生において織り込んだ方がいいね、やはり。外国株式投資信託はかなり痛い目見たから、まあ、あれはトレンド見極めんといかん、とかなり身に沁みたが、短い投資歴から言っても、やはり景気循環の底で余裕資金で買いをいれておいて、景気上昇フェーズで売る、という比較的長期視点で腰を据えて臨むに限る。大事なのは上昇トレンドに上手く乗ること。これに尽きる。あまりに高望みすると、また景気は停滞してしまうかもしれない。リーマンショックなどはある程度前兆が見えた感はその半年前あたりのパリバショックあたりで見えただろうが(リーマンが潰れる、という固有名詞は無理だが、不動産担保の借金による消費が伸びている、という異様な記事やラジオアナウンスは結構見聞きしていたのを覚えている。)、自然災害、テロとかはまったく読めない。ゆえにある程度自分の中でここが天井に近いな、くらいで手仕舞っておいたほうが、益の確実性は高いのではないか、と思っている。

それにしても外為チャートを眺めていたら、リーマンショック前の当時、あり得ないほどに円安だったのに軽いショックを受けた。あそこまでは今回は戻らないだろうから(海外投資家の声を見ている限り、日銀の金融緩和による円高是正で円安、それによる収益改善の恩恵を受ける輸出産業の買い戻し、という論調なので、やや脱線するが、株高はファンダメンタルな事業の強化が評価されているわけではない、という点から。円高対策は輸出産業は散々取り組んできているはずなので、日本経済のファンダメンタルには大差無く今更の円高是正効果は限定的、と見ている。)、今回はもう少しだけ円安トレンドを見守り、ドル高トレンドの上値が重くなってきた時点で円を売ろうかと。

売却して手元に転がるキャッシュはまた別の投資対象に振り向けよう。