一人一人が商品で、というのは、プロのカメラマンに提案書用の写真を撮ってもらうときに実感した。こんなん生まれて初めて、という体験で、気分は悪くないんだが、やはりそれだけプロとして稼いでくることを期待されている、というプレッシャーも感じた。
面接や面談で事前にお会いした人たちだけでなく、同期の人たちは、ほんとに人柄がいい人が多く、やはり、サービス業なので、前職のようなトンデモな人たちの集まりとは違う。
ただ、若い人たちが想定より多く、マネージャー以上で入社するのはほんの一握りで、これまた周囲の目がかなり刺さるのでプレッシャー。飲み会で女性会計士にマネージャーなんですね!とか言われると何かかなり役得感はあるので、ちょい浮かれるが、まあ、タイトルに萌えているのであり、私に萌えているのではない、という当たり前の現実は忘れないようにしたい。
それはさておき、どうやらプロフェッショナルファームの環境はこれまでの職歴で一番合う気がする。もともと投資銀行の人たちに憧れたのも、プロフェッショナルだからだったし、会計学んだルーツがそこにあることを鑑みるに、自然な帰着点だったのかもしれない。
ただ、今日は提案書を作るステップをステップバイステップでやる、という実戦さながらのトレーニングだったので、スライドの構成とか、どういうメッセージングをしていくか、見せ方をどうするか、とか、かなり事業会社でスタンダードとしてきたものと違う点は焦った。はよキャッチアップせねばクビになりかねん。。。
でも、コンサルになく、自分にある強みも分かり、やはり、事業会社の担当者レベルの肌感とか、コスト、収益への実際の数値感の肌感とかは、群を抜いて自分が強い、と感じた。どういう事業をやっているかで、ある程度キーになる費目などは勘所があるので、議論をオーガニックな方向にもっていきやすい。
ところで、講師の方々、もう素晴らしく魅力的な人たちばかりで、数々のお話がほんとに勉強になる。成長や上昇志向も極めて高く、かつ、いいものは積極的にシェアしたり、かつ、好意的でないコメントにも真摯に耳を傾ける、という、ほんとに総合的な人間力の高さに恐れ入る。
また来週が楽しみ。
regards
Knz