マネージャー。

Thursday, August 6, 2015 - Posted by Knz  at 9:01 PM
今週、ふたつの内定先に、それぞれパートナーとの面談に行き、最終的には後に内定が出た方に決めた。ポジションはマネージャーである。

ずっとファイナンスマネージャーを、と思っていたが、どうやら面接が一つも内定まで至らないので、多分自分はそこじゃないのかもな、と。この年になりキャリアを変えるのはそれなりの覚悟がいるが、前職も今も最初の会社もコンサルだった人達とは仕事をしてきたので、そこまで大きな不安はない。あるとすればやはり頭脳集団なので、これまで以上に全てが優秀という環境に飛び込んだときに、どれだけ頭一つ出るだけのパフォーマンスを発揮できるか、という点にある。雇用契約書にも、現職もそうだが、使えなければクビです、と書いてある。今の会社に入ってからはそういうものだ、とかなり肌感覚が麻痺してきているので、ダメならダメでしゃーない、くらいの割切りである。死ぬわけではないので、生活水準を極端に変える予定もないし、クビならクビで次を考えるだけ、と。

それよりも何より、私は人生一度きりなので、やりたい、こうなりたい、というものを実現できずに人生を過ごしていくのは後悔が残るだけでいいことないので、機会さえあるならチャレンジする、というスタンスでいる。大した学歴でもないので、ひたすらに勉強は継続し、より質の高い経験を求め、今の会社に来て、さらにスキルを身につけ、また自分のカバレッジを拡大しようというところで、単にもうどんなパスでもいいから、レベルアップし続けるのである、という、多分、私の親には信じられないような、職業人生である。会うたびに今の会社はうまくいってるの?と聞かれるが正直うまくいってるの意味が親と私では違い、私の場合は成長曲線が急カーブを描き続けているのがうまくいってる状態であり、親は恐らく腰を据えてちゃんとやってるか、というそういう意味であると思うので、いつも違和感がある質問であり、正直安定なんぞより、体力が許す時期である限りは全力で身につけられるものを最大化しておくべき、と思っている。

多分、ワークライフバランスはほぼ完全に放棄することになるので、週末だけ家族にコミットすることを宣言しているが、今やらなければ多分40を迎えた時に、満足できる人生にならんだろ、というある種の危機感で今回は転職する。

今は日本企業がどんどん海外に出て行く時代であり、最先端の外資もいいが、ちと色んなプロジェクトを捌いていきたいな、と。

35の誕生日を迎え、ようやくマネージャーに至り、まだスタート地点ではあるが、やはり嬉しい。

何より行き先はタイトルだけでなく、採用姿勢としても絶対欲しいという必死さで迎えてくれており、それも本当に嬉しい限り。

死ぬ気で働き、クライアントの信頼を勝ち取り、はやく自分で仕事を取りに行けるようになりたい。

Regards,

Kenji