退職。

Friday, July 31, 2015 - Posted by Knz  at 11:17 PM
オファーレターがハードコピーで到着し、いよいよ内定と実感。来週から上司が長期休暇なので、早めに退職を切り出し、引き継ぎ、休暇を握る必要があり、今日、切り出した。

妻はまだ一つに絞ってないのに、と心配していたが、一つはすでに手元にあるから、とややリスクを取った。

入社を10/1からにすることもできなくはないが、外資でマニュアルなどすでに揃ってて、自動化もかなり進んでるので、いつ誰がいなくなってもインパクトが少ないので、サクッと辞めて、次のコンサルにはよ行きたいと思い、9/1に移籍することに。

というか、外資のメンタリティーはいきなり来なくなるような人や引き継ぎなんか全くしないような、モラルのカケラもない人もいるので、会社としてそうしてる、というある意味性悪説に立っているせいもある。

気持ちはもうすこしでも早く、コンサルの現場に行きたい、という気持ちが強く、来週には行き先も決める。有給中は半ばにREG、後半にAUDを受験し、最後に家族旅行をして、次の日から新職場へ赴く。

今日は昨年上司だった人から久々の厳しい叱責を、現場の人たちの不手際につき何故か私に思い切りぶつけられ、とんだ災難ではあったが、多分ここまでガシガシ言う相手も見てる限り私向けくらいなので、単なるストレス解消相手なのか、はたまた言える相手は私くらい、ということなのか、よく分からないが、取り敢えず問題を整理し、現場とコミュニケーションをとり、to doをまとめガス抜きして、週末に持ち越さないようにした。

おそらくコンサルはサービス業なので、お客さんからの叱責なんぞ日常茶飯事で、これまで以上にうまく捌いていかねばならんので、まあ練習みたいなもんか、と思い、捌いてきた。

よく言うことだが、厳しい人は期待値が何らか自分にある人で、厳しく言ってもらえるうちが華、とは思う。昨年、one on oneでよく言っていたが、trainableかどうか、trainableなら誰かが言ってくれるけど、そうでないなら誰も言わない、と。そういう人がガンガン死ぬほど厳しい指導を1年間してきてもらったわけで、部下としてはやはり感謝すべきか。この年になってこんなに怒られるのは多分、元上司くらいなもので、そう考えると貴重な1年だったのかと思う。

今の上司はすごく前向きで色々包容力あり、何でも話せるいい人だけど、前の上司から得たものはやはり比較すると大きく、今の上司から得たものはやはり少ない。

自分のキャリアを振り返ってみても、厳しいことを言われる環境でやたら伸びてきた気がするので、損はなかったかな、と。やはり、自分を採用してくれた人なので、いつまでもどこか気になる存在である。

働き過ぎなので、どうか身体を崩さず、今後もご活躍いただきたいものである。

まあ美辞麗句を並べてられるのは、元上司を目の前にしない時だけで、今でも話しかけるのはドキドキする。いきなり今日は厳しめに名前を呼びかけられたので、胃がキリキリしたものであり、決して上記のようなことを悠長に考える暇は無い。というか、ぶっちゃけ、叱責されてるときは何でオレだけこんなに怒り散らされんだか、とか呆れてるのが本音だが、頭はスーパーいいので、言ってることは合ってるから、こちらもなんとかせなあかん、という気にはなる。

何だか書けば書くほどお前は真性マゾなのか、という、自分に呆れるほどの目出たさを感じるが、まあどれも無理なく思うがままに書いてるのであり、どこかはほんとなんだろう。


在籍期間が最も短い会社ではあったが、外資のオペレーションに触れ、サプライチェーン、リテールとはなんぞや、ということ、SQLを使い、流行りのビッグデータ使いになれた、エクセルの財務モデリングも最高峰のレベルに高められたことはほんとうに大きな収穫である。

この会社に勤められたことは、今でも誇りに思う。皆、ほんとに優秀でexecutionがこんなに強い会社は初めて見た。

今後もユーザーとしてサービスの向上を楽しんでいきたいと思う。



regards,


Kenji