コンサル、という仕事を振り返る。

Thursday, June 21, 2018 - Posted by Knz  at 7:42 PM
昨日で出すべきアウトプットを出し切り、
今日は休暇。明日、最終出社でコンサル卒業、である。

来週から行く予定だったが、PCが届いてない、との連絡があり、
結局は予定通り来月初めから新天地へ。

コンサル、という仕事は結局どうだったのか振り返ると、
かなり好きな仕事である、ということは疑いがない。

ただ、違和感があったのは、大企業を相手にしていることが
大手のコンサルだとフィーの高さからしても通常なので、
大企業の仕組みを改革して行くことが基本となる。
で、日本企業のそれは、もう、あまり大きな声では言えないが、
外資系のそれと比べるとものすごくPoor、である。。。
何が、というと、採用している仕組みが何とも古い。
恐らくリスクヘッジで新しいものを取り入れるのは
勢いある企業だと10年前にやっていたことをいまやります、
という話。

もちろんすべてがすべてそうではないのかもしれないが、
当方が在籍しているなかでそれは斬新、というものを
見聞きしたことはあまりない。
まあRPAとかDigitalものも出てきてはいるけれども。


何でこんなことを書いてるか、というと、今回、退職までに
けっこう纏まった量のアウトプットを出す必要があったが、
かなり楽しんでやっていた、と思い返す。

また、昨日、あるデータが入手できたことに対して、
長らく仕事をしてきた部下とマニアにはたまらん、とか
盛り上がったり、と、やはり日々、色んな情報に触れる
ことや考えることが好きで、かつ、クライアントにベストな
ソリューションを提案し、結果、前に進めていける、という
仕事はやり甲斐があった、と思う。


なので、コンサルファームには未練は無いのだが、コンサル
という仕事は、いつかはわからないが、生きているなかでまた
やるようなことはあるのでは無いか、それは会社の顧問、という
形かもしれないし、フリーランスで副業としてやるのかは
不明だが、自分の知っていることやできることで社会の
為になることをする、というのはやはり面白い仕事である、と
思う。


コンサルファームに未練は無い、というのは、どうも
エリート意識が高い人が多過ぎて本当にクライアントファースト
で考えているのか疑問に思うことが多い、とか、上の層に行った時の
仕事の内容が事業会社出身の身からするとどうもやりたい
仕事には見えない、とか、自分にとってネガティブな側面が
否定できない、という点にある。とは言え、ファーム所属でないと
できないレベルの仕事があることも事実で、優秀な人達で作り出す
アウトプット、パフォーマンスは過去のクライアント情報の積み上げ
がないとできないものだし、日々、社内で共有するナレッジも相当な
バリューである、と思うのも事実。
なので、営業主体でデリバリーがあかん人とかファームにいることが
心地良いんだとおもいます。営業はサブで何よりデリバリーできんと
やっぱコンサルじゃないっしょ、という人はわたしの様に思う人も
おるんかな。と書くと営業はそっちのけで現場どっぷりだった感満載
です 笑。


今回、色んな会社を回っているなかで、

ほんとはCFOでなく、現場の最前線でやりたいのでは?とすると
フィットしないかもしれないです

と言われてご縁がなかった会社があるが、それは今思うとそうかもしれない
と思う。やはり最前線が好きなのだ。なので、最前線の仕事もできて、
かつ、シニアマネジメントレベルの仕事もできる、というスタートアップ
の環境をいまは求めているのかな、と。


まあ、このエントリを書いている今はプログラミングをカタカタやっている
合間なんで、プログラム書いて、ちょっとしたものが動くと、おお!とか
プチ感動を繰り返しては、よーわからん、ということを調べ、と
かなり地道な感じの時間を過ごしています・・・


明日はご挨拶回りに送別会だが、明後日は父の退職祝いで小旅行なので
ほどほどにせんと・・・


regards,

knz