大学。

Thursday, January 22, 2015 - Posted by Knz  at 2:33 PM
今日は試験前なので、会社を休んで最後の追い込み中だったり。専門学校は休みなので、大学図書館へ。

卒業後も利用率は高く、すでに卒業して12年が経過したが、変わらず快適。まあ椅子とかいけてないけど、何か居心地いい。大学の雰囲気自体が好きというのもあるかもしれない。リベラルな感じがフィットするのかもしれない。

飯を食堂で食べていたら、ハラル対応食とかあり、やや驚いた。気づけば留学生も以前よりは増えた気がする。

勉強するのが面白いかも、という点に気付いたのは間違いなく大学時代である。が、遅咲きで気付いたのは卒業する年の半ばくらい。当時は院とか受けたりするくらい(筆記通過、面接落ちだが)、学者になるかな、とか勘違いも甚だしいノリであった。赤門も一度行ってみたり。あの頃とは今は全然ちゃうね。

色んな変化はあるが、その時の気づきというか、自分の中での学ぶという事に対する基本的欲求のようなものが自分に存在したのか、という点は、今なお大きなインパクトをもたらした。

院試に日本の会計士試験、MBA(また今後やるけど)、今のUSCPA準備、というのは、いずれも今の職歴を形成していく上で大前提となるもので(院試はそうでもないが、あの時は経営学を相当読みこんだ)、学ぶことの面白さがこれほど人生にインパクトをもたらすとは思いもしなかった。確かに相当なリターンは期待していたが、理論と実践の両輪、というのは実務上、中々しっかりとしたベースを持てている人を探すのは難しい。もちろん高いレベルでパワポ、エクセル、データベースを駆使せて、英語は業務上使えるレベルですね、というのも影響するが、バックボーンとして会計、税務、ビジネス法務が分かっている、というのは戦略的意思決定をする際の試算、契約書のレビュー、内部統制の改善などで相当な効果があると、思う。こう書き出してみると、大学時代に学ぶことへの耐性がついたというか、楽しさのようなものを見いだせるようになったのは、人生において明らかなるマイルストーンだったと思う。


とはいえ、大学とは個人が学ぶ意欲があるかどうかに大いに左右され、完全受け身だと何ひとつ面白くないし、何も起こらない。


昔からそうなんだが、与えられてその中で好きなもの選ぶ、というより、自分の興味関心エリアにひっかかったものを徹底して掘り下げる、という自己開始型の性質があるので、多分、めちゃくちゃ多い選択肢から必修以外は全て自由に選んでいいよ!やる気があるなら図書館に腐るほど本とか論文あるから勝手に読んでね!といった、私には天国のような環境がフィットしたんだろう、と自己分析する。とはいえ、繰り返しだが、バイトとサークルにも相当精を出していたし、当時は恋愛にもダメ人間になるくらい入れ込んでいたから気づくの遅くてoh my godなんだけども…


大学に来たら、ぼんやりそんなことを考えたのでした。


regards,


kenji