昔話。

Sunday, January 15, 2017 - Posted by Knz  at 9:39 PM
獺祭の小瓶からチョロチョロとおちょこに酒を注いで
飲んでいたら、寝付けない娘を抱えて妻が少し飲んでみたい、という。

獺祭自体は年末に旧友と飲んだ時に気に入って、近くのスーパーで見つけて
買ってきたものだが、 何でもそうだが、うまいと思うものに出会わずに
嫌い、と思ってしまうことは多く、日本酒が好きでなくともこの酒は癖がないから
いけるだろう?とか言いながら結婚する前にほぼ同棲状態で住んでいたマンション
時代の話をしていた。

当時、数ヶ月くらいほぼ同棲状態だったが、数度息苦しいのでたまには独りにさせて
欲しい、とか今思うとなんてことを彼女に言うんだ、と突っ込みたくなることを
当時、素で言っていた。

歌も作ってしまったくらい、当時はほんとに毎日のようにプロポーズしていたが
同棲しているのにプロポーズを受けない謎について語っていた。
プロポーズを受けた日の思いとしては、崖からバンジージャンプするような気持ちだった、
と言っていたし、結局結婚してみてあかんならあ別れよ、くらいの
スタンスだったらしい。まあ私も大差無いのである程度若気の至りくらいのレベル感で
結婚とは成立するもんだな、と思う。

子育てに疲れ、どないやねん、というくらい疲れきっている姿も見るが、
妻は妻であり、子供たちにとっては代替のきかない母である。
この点は鉄板であり、ゆえに自分が何かそれを壊すタネになってはならん、
と思うので、今更若い子捕まえて浮気とか現実逃避して蒸発とかしようとは
思わないが、なんというか、慣れした親しんだ居心地の良さとかはもう
他には無いだろう、と。なんだかんだでもう8年目の付き合いだし、後は
墓に入るまでなんとかうまくやってくんだろうなあ、いつかは車椅子でも
押してもらうのか、押す側になるのか。
熟年離婚、という言葉を聞くが、そんなんなら熟年になる前に破綻すんだろうし、
ウチはたまに妻の怒りが噴火してるので、活火山型で、うまくガス抜きしながら
今まで来てる気がするので、波はあれども、うまく津波を乗りこなしていけば
何とでもなりそうか、とぼんやり思っている。

恋愛、という感じではないが、入ってると眠くなってくるコタツみたいな感じか。


これからもよろしく、的な。


regards,


Knz