私見だが、やはり一流企業で働くのには引き出しを増やすという意味では意義がある、と思う。
ただ、仕事が純粋に面白いか、というとやはりそれはベンチャーの方が若くして裁量の大きさがより大きく感じられる、という意味で、ベンチャーに優位性があると思うのも確か。
いずれにせよ、ベンチャーは一度味わったので、今の環境で得られるものを寄生虫のように吸い取っておこう、というのは目の前の興味関心事であるのは確か。
転職すると慢心せずに日々の精進を意識できるのはメリットの一つかと。
多分、最初の会社にいたままだったら、今までの成長カーブは無かった、と断言できる。
基本、楽になってきたら楽しちゃう人なので、楽になってきたら異動でも転職でも環境をある程度強制的に変えないと私の場合はダメかな。
得られるものは細かい点が多いが、なぜ外資だと成果は出しつつ、定時に帰るのも可能なのか、という理由が分かったのは、今の会社に入って最大のベネフィットだったな、と。
端的に言うと二度と同じことを繰り返さなくていいためにはどうするか、というのを財務モデルに最大限反映し、データだけ更新すればすぐに分析に集中できるので、作業が最小限になるような状況を作り出すことに日々邁進している感じ。確かにそうしないとドンドンビジネスは拡大し、タスクは増えるのでとても人力だけでは間に合わないのである。
regards,
Kenji