よく週末に見る。
紙の月、という宮沢りえ主演のやつとユダ、という
キャバクラのトップを描いたもの。
紙の月を見て思うのは暴走することに麻痺してしまうこと。
ユダを見て思うのは、目指した頂点に達したときに見える
景色は想定とは違う可能性あり、ということ。
いずれにしても実際に世の中起きていることではあるし
ゆえに色々思うこともある。
人の人生の延長は何だかんだ過去の傷跡を癒すような
ことをしているのかもねえ、と自分を見ても思う。
傷は癒したいものだが、そうすればそうするほど癒えないもの。
大人になって出来るレベルは高くなるので、癒えない方に
拍車がかかる。
紙の月にしてもユダにしても、結局それを悟らせるのは
身近な人である。
暴走しても、身近な大事な人だけは失ってはならない、
ということか。
Regards,
Knz