卒園。

Wednesday, March 16, 2022 - Posted by Knz  at 11:16 PM
娘が気がつけば卒園、である。


ついこの間、とてつもなく小さな身体でうまれてきて(正常な大きさだが、絶対的に小さい)、早くも幼稚園を出る、と。何とも驚愕だし、今度受験となる長男共々驚く他ない時間の経過と成長の早さ。


幼稚園から保護者への通信簿的なものをみるに、ほとんど問題ないのだが、どうやらわがままで話しかけられないと話さない、とそのあたりは難あり、らしい。それ以外は三段階で一番良い評価、と気にするほどの点ではないが、親としても思いあたる感はあり、さすがは幼稚園の先生、よく見てくださっている。この度、ご退職されるそうで、幸運にも娘は最後まで諸々ご指導頂けた。


最近、耳に入る、他のご家庭での出来事、とか、世の中の悲劇を考えるに、究極的には、何か成し遂げてほしい、とか、世に誇る人になってほしい、とかではなく、単純に健康で健全に、人のため、世のためになれたら喜べるような、そんな平凡、というか普通のレベルで人生を歩んでくれればいいのかな、と思う。


精神崩壊した、とか、罪を犯した、とか、色んなあらぬことに陥るようなことにはならんで欲しいし、普通に人として暮らせて、家族を持って、小さな幸せに感動できるような生き方ができたら、それでいいかと思う。


それすら難しい世の中ではあるので、それなりに仕込むし、先行投資もするのだが、目指す水準はそこまでたいそうなものは求めていないことは事実。


大人になって、離れてくらす日が来て、たまに会ったり話しても、まともに暮らせていたらそれでいいと思う。


人の苦しみや悲しみもちゃんと分かって、幼稚園の通信簿にあるような、当たり前のことができていれば、もう御の字、ですよ、親として。子供が笑えて過ごせてさえいたらそれだけで親としては万々歳。


自分の子供、というのは、それだけ言葉では表現しきれないような存在で、何よりも大切に、かつ、大事に思う、かけがえのない存在、というのは間違いない。


そんな存在がまたひとつ、大きな節目を迎える、となると、こりゃ涙も出ますよ。



人生、生きててほんとに感動、感激すること、というのはこういうことですね。



Regards,


Knz