思い出す。

Saturday, November 13, 2021 - Posted by Knz  at 10:43 PM
うるせーな。


忙殺される中で第三者から無責任に言われことに単純にそう感じた。





でも、恥ずかしながら耳が痛い。


その時とっさに出た言葉は驚くほど冷徹な言葉の数々。振り返ると悍ましいほどに。



でも立ち止まって考えに耽ると、本心は違う。



白地のキャンバスみたいなものだ。
我が社の社員は若い。
描くものはちゃんとしたものにしてやりたい。



私の転職の意思決定をした契機は、総合的には経済面や事業面など数々あるが、一つ挙げろ、と言われたら、今の上司の面接時のこの一言、につきる。




これを日々、忙しいと結構忘れがちだ。というか忘却していたかもしれない。



 シニアレイヤーにボロクソに言われようが、日々起きてることや理不尽に押し付けられることが、どんなにストレスフルでも、やはり根本的に自分がなぜいまこれをやっているのか、というのが何よりの拠り所で、それが拠り所にならなくなるなら、自分は今の組織を何のこだわりもなく去るのだろう、と思う。


よく、上司や同僚との人間関係がきつくなる、とか、会社の事業情勢が想定と違う、とかあるんだが、今のワタシはそれらははっきり言ってどうでも良い。極論言えば、であるが。当然、事業成長や組織目標の実が、は現実世界ではやる、のだが、雇用契約上の仕事としてやるのであり、自分のやり甲斐、というのはまた別にある。



それを忘れそうになっていた。



人事部長か、というほど人材採用に労力を割いており、中途採用や外部登用しか興味がない部長、と見えているかもしれない。


が、それは組織的に必要だからかやる、というのであり、やはり自分は当初転職したときの若手の育成、にこだわりがある。



正直言って、もう、伸びない人は伸びない、というか自身が気づいてかそうでないかわからないが、もう取り戻しようがないほどに手がつけられない。

ただ、まだホワイトスペースが残ってるような素直な若手はやはり、そのホワイトスペースに自分が書き込んであげられるものを与えてあげたい、何とか濃いものを描いてやりたい、と思う。



結構ドライに考えないといかん、と思うこともあるが、時間をとって冷静に考えてみると、ここはドライにしてはならんし、そうしたくない。


どこまでこだわって結果に繋げられるかわからないが、自分が関わることで、その若手の人生を抜本的に変えられるほどのインパクトをもたらせられたら、多分、今の自分にはそれが1番嬉しいことかもしれない。



過去に事業成長とか、自分のスキル積み上げ、とか、もうある程度やったから。



今後の日本を作っていけるような人たちを自分の力で一人でも多く、輩出できるようにしたい。




Regards,

Knz