どう考えても失敗だったと思う。
当時は凄まじく苦労した、悔しい、と思ったが、
その後の専門学校数年をバイトしながら試験勉強して、と一人で黙々と将来こうしたい、こうなりたい、と思いながら取り組んでいった時間は、振り返るとあれで良かった、と思う。
下手に汎用的なスキルも磨けない、30代まで若手前提で下働き、みたいな人生で、今のようなご時世となると、茹でガエルで過ごして、気づけば退職勧告、とかなっていたのでは?と思う。
大した大学も出てないので、腕一本で勝負できるようになることしか考えずに過ごしてきたが、ふと思えば景色がだいぶ違うことにも気づく。
やはりいつも思うのは、人は欺けても、自分の素は欺けないのだ。人を欺きつづけていると結局欺くことに長けるのみで、自分のその他は成長していない。いざというときには何もできないのだ。
そういう可哀想な人は世の中にごまんといる。というかそういう人がマジョリティと言っても過言ではない。
アリとキリギリス、うさぎとカメの話はシンプルだが非常に真理を語っているなあ、といくつになっても変わらず思う。
ごまかしは効かない時代に益々なっていくんだろうな。
まあ、他人はどうでもいいので、自分が粛々とやるべきこと、目指すことをやるのみ。
Regards,
Knz